アフターヌーンティーとは!?
アフターヌーンティーは優雅なひとときを楽しむ過ごし方です。
現在広まっているものは堅苦しいものではなく、オシャレと会話、紅茶やティーフーズを楽しむとても素敵なものです。
アフターヌーンティは“フルティー”と“ハイティー”に分けられています。
皆様がよく知るアフターヌーンティーはフルティ—のことを指しています。
“フルティー”とは紅茶・ケーキ・スコーン・サンドイッチが用意されていることがほとんどで、遅めの昼食といったようなものです。
“ハイティー”とはフルティーに肉料理や魚料理がついたもので、早めの夕食というスタイルです。
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アフタヌーン・ティー(Afternoon tea)はイギリス発祥の喫茶習慣。
紅茶と共に軽食や菓子を摂る習慣である。
日本においては、英国の上流階級文化の精髄の一つとして認識されている。
そのため、単に飲食を楽しむだけのものではなく社交の場として使われ、礼儀作法、室内装飾、家具調度、使用されている食器や飾られている花、会話内容など広範な分野のセンスや知識・教養が要求されると思われている。
しかし、現代の英国においては、上流階級から労働者階級まで広く普及した習慣であり、高級ホテルのティールーム等以外では気どった礼儀作法や堅苦しい会話等とは無縁である。
アフタヌーン・ティーは食事に準ずる喫茶習慣でもある。ロー・ティー(Low tea)とも呼ばれ、客間や居間など低いテーブルのある空間で提供された。
現代では、ホテルやレストランで提供される形式も含め、アフタヌーン・ティーと呼ぶ。紅茶のほかに、キュウリのサンドイッチなどの軽食や、スコーン、ケーキ類といった菓子が供される。
皿に盛った軽食・菓子が2〜3段重ねのティースタンド(トレイの一種)に載せられる。
ティースタンドはアフタヌーン・ティーにおける象徴的なアイテムであるが、本来は狭いテーブルや低いテーブル上を有効に活用するために使われる。
このため、ビュッフェ方式などの広いテーブルで行なうアフタヌーン・ティーにティースタンドを使う事は、作法として避けられる。
アフタヌーン・ティーに類する習慣には、さらに遅い時間のハイ・ティー(High tea)がある。ハイ・ティーは本来食事としての意味合いが強く、一般的に夕方5時から6時の、上記由来欄に示されるような遅い時間の夕食の前に、食事とともに茶など飲み物が提供されたもの。
アフタヌーン・ティーが小さなラウンジ・テーブルや客間の低いテーブルで提供されるのに対し、ハイ・ティーは食事用の高いテーブルで供されることからその名が来ている。本来夕方の喫茶であると同時に、事実上の夕食でもあるため、紅茶や、サンドイッチなど簡素な軽食や菓子類のみならず、むしろ肉料理・魚料理の方が供される献立では、食事が主体である。このため、ミート・ティー(Meat tea)の別名もある。
アフターヌーンティーの象徴“ケーキスタンド”
サンドイッチ→スコーン→ケーキの順にいただくのがマナー!
一口サイズのものや、紙ナプキンに包まれているものなら手で持って食べて大丈夫です。
少し大きめのものは、お皿にとって寝かせたら、ナイフとフォークを使って、食べやすい大きさに切って、フォークでしっかりと刺していただきましょう!
スコーンは、手またはスプーンやナイフで横に割ります。
一口分ずつクロッテッドクリームやジャムをつけていただきます。
丸ごと食べてしまうのはマナー違反!
一見お上品に見えますが、ナイフとフォークで一口サイズに切るのもマナー違反です!
ケーキは左端の鋭角の方から一口ずつ切って食べます。
シュークリームはまず半分に切り、端から食べていきます。
手で持ってかぶりつくのはNGです。
ミルフィーユはお皿の上に寝かせてから切って食べます。
紅茶はソーサーは置いたままでカップのみを持ち上げて飲むのが基本スタイルです。
ただ、机との距離が開いていたり、机や椅子が低い時、立食パーティーの時はソーサーを持ち、頂きましょう。
スプーンはカップの上げ下げの邪魔にもなってしまうので、カップの裏側に置いておきます。
紅茶についてもっと知ろう!
「紅茶ってよく飲むけれど、実は知らなくて…」
このような方、意外と多いのではないでしょうか?
これを読んで、紅茶☆についてもっと知ってみましょう☆
【紅茶(こうちゃ)】とは、学名は「カメリア・シネンシス」と言うツバキ科ツバキ属の常緑樹の茶の葉を発酵、乾燥させたもの。緑茶、烏龍茶、麦茶、ハーブティーなども実は、この同じ「カメリア・シネンシス」から作られています。
しかし、同じ植物の葉から、なぜ違う種類の飲み物が出来てしまうのでしょうか?その秘密は「製造法」の違いにあります。
お茶の芽や若葉などに含まれる「酸化酵素」の働きで、成分である「葉緑素」「タンニン」「ペクチン」などが酸化発酵してできます。これを製造の工程を含むものが「紅茶」で、含まないものが「緑茶」です。
酸化発酵をすると、茶葉は色やその抽出液が美しい赤褐色へ、香りはフルーティーで芳醇な香りへと変化していきます。
製造法による茶の種類の変化
完全発酵茶
紅茶
半発酵茶
ウーロン茶
不発酵茶
緑茶
日本や中国では煎じた液の色が紅みががっているためその色味から「紅茶」と呼んでいますが、イギリスをはじめとするヨーロッパ諸国では、茶葉の色が黒いので「ブラックティー」または「ティー」と呼んでいます。
出典:紅茶とは
一口に紅茶といっても種類は様々!
どんなものがあるのか知りたくないですか?
これを読むときっと紅茶が飲みたくなるはずです♪
“ブレンド”
“ストレート”
“フレーバー”
“ハーブ”
他にもたくさんの種類の紅茶があります。
お好みの種類や飲み方を探してみるのも、とっても楽しいと思います?
◆最後までお読みいただきありがとうございました。
アフターヌーンティーや紅茶について、興味は出てきましたか?
アフターヌーンティーが、皆様にとってもっともっと素敵なものになりますように。
(キュレーター:YURINO)
アフターヌーンティーといったらこの3段のケーキスタンド
他にも“ティースタンド”や“3段スタンド”とも呼ばれています。
1段目:ケーキ
2段目:スコーン
3段目:サンドイッチ
基本的にはこの3段で成り立っています。